C# Dev Kit がリリースされたので見ていこうと思います。
C# Dev Kit はこちら。
前回の記事はこちら。
前後の記事の全部まとめはこちら。
https://rksoftware.hatenablog.com/entry/2023/10/21/140000
■ コードの改善
今回は Visual Studio Code + C# Dev Kit にコードの改善をしてもらいましょう。
■ Visual Studio
まずは比較対象として Visual Studio にコードを改善してもらうとどうなるか見ておきましょう。こんなコードを書いてみました。
int[] array = new int[] { 1,2,3}; List<int> list = new List<int>(); for(int i = 0; i < array.Length; i++) { list.Add(array[i]); }
すると Visual Studio がこんな感じで改善提案してくれます。
提案を受け入れて Visual Studio にコードを改善してもらうとこうなりました。
using System.Linq; new List<int>().AddRange(new int[] { 1, 2, 3 });
さすが Visual Studio。いい改善です。
■ Visual Studio Code + C# Dev Kit
Visual Studio Code + C# Dev Kit だとこんな感じです。
順にコードを改善してもらうと最終的にこうなりました。
using System.Linq; new List<int>().AddRange(((int[])([1, 2, 3])));
すばらしい。Visual Studio とそん色ないですね。
※Visual Studio と違う結果になったのは、Visual Studio が製品版のためまだリリース前の C# 12 の構文 (コレクション式) に対応していないためと思われます。
■ 次回
次回はいよいよ書いている途中に、書きたいコードの提案をしてもらいましょう。