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Visual Studio とか C# とかが好きです

C# Dev Kit がリリースされたので見ていきます その 1

C# Dev Kit がリリースされたので見ていこうと思います。 C# Dev Kit はこちら。
前後の記事の全部まとめはこちら。 https://rksoftware.hatenablog.com/entry/2023/10/21/140000

■ まずは最初に

新しいものが出たらまず真っ先に確認することは何でしょう? そう! 誰が使えるかです。

どんなものも、最初の関心は自分がそれを使えるかどうか、それが大事です。
というわけで見てみましょう。

■ Learn

Learn に情報が掲載されているので、そこで確認してみましょう。

Visual Studio の月間クラウドライセンスでないライセンスがあれが使える気がします。気がするというのは、ライセンスはあまり明瞭に書かれないし、第三者が読み方に責任は一切持てないからです。仕事で使う場合は、MS への問い合わせなどして対応してください。

さて、その月間クラウドとは何でしょう? 多分これかな?
ここの『毎月』、がそれかな?

多くの場合、仕事であれば右の『標準』でしょうから特別に気にしなくても使えると考えて良いのかなと思います。

■ Community

じゃあ、個人はどうなのか、そこが一番気になっていますね? 分かっています。そこは安心してください。 ここの情報によると、Visual Studio の Community と同じ扱いのようです。つまり、個人なら Visual Studio Community と同じように使えると考えて良さそうです。

!! 注意 !!

Visual Studio Community と同じという事は、Visual Studio Community と同じ注意点があります。

For commercial purposes, teams of up to 5 can also use the C# Dev Kit at no cost
商用目的の場合、最大 5 人のチームが C# 開発キットを無料で使用することもできます。

これ、は非常に注意が必要です。他に使っている人がいるか確認せず、自分の知っている範囲で 5 人で判断する人が出てきます。確実に。間違いないです。全力で注意してください。

■ Visual Studio が使えない場合

Visual Studio が使える人はだいたい C# Dev kit も使えると考えて良さそうです。
逆に Visual Studioが使えない人は使えないと考えるとなかなかこれは難しいかもしれません。

Visual Studio が使えない人はたいてい代わりに Visual Studio Code を使っているんじゃないかと思います。C# Dev Kit は Visual Studio Code の拡張機能なので、使えるんじゃないかと期待する人は多いでしょう。私も実際期待していました。しかし実際には使えません。これが厄介。使えないと説明をすることは JTC では非常に困難な事だと思います。
偉い人の頭に『無償で使えるかも』と一度でも浮かんだものは、無償で使えない、と受け入れてもらうことは JTC においては非常に困難です。分かります。

皆さん、戦いましょう。応援しています。

■ 今回の結論

たいていの場合、Visual Studio が使えるなら C# Dev Kit は使えると考えて良さそうです。
少なくとも私が使えることは分かりました。次回は、インストールしてみましょう。