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Visual Studio とか C# とかが好きです

Visual Studio の 16.4.2 がリリースされました

Visual Studio のアップデート 16.4.2 がリリースされました。

日本語がすでに出ています。最初 3 件がタイトルだけだとわかりにくいのでそこはリンク先まで見てみます。

■ 更新内容

問題の解決

Visual Studio 2019 バージョン 16.4 リリース ノート | Microsoft Docs より

  • VS2019 Preview 4 の C# で条件付きコンパイルのシンボルが破損した
  • API が非推奨になった
  • 最新リリース 16.4 で Android のデバッグが機能しない "デバッグ対象からエラー コード INVALID_ARGUMENT が返された"
  • エディターの使用中に発生する可能性があった UI の頻繁な遅延を修正しました。
  • C# の使用中に、属性コンストラクターがそれ自体で修飾され、null 許容参照型が有効になっているときに発生したクラッシュを、修正しました。
  • 仮想マシンの特定のセットアップで、Visual Studio が起動しない、または C# ソリューションの読み込み時にクラッシュする原因であった問題を修正しました。
  • ビルド プロパティ ページを開き直すとユーザー定義の条件付きコンパイル シンボルが失われるバグを修正しました。

最初の 3 つが分かりにくいので、リンク先のフォーラムまで見て探ってみました。

VS2019 Preview 4 の C# で条件付きコンパイルのシンボルが破損した

条件付きコンパイルが機能しない、ということのようです。前述の 「ビルド プロパティ ページを開き直すとユーザー定義の条件付きコンパイル シンボルが失われるバグを修正しました。」 あたりとも関係がありそうですね。
Shared Project などでは大きな影響があった問題でしょう。

API が非推奨になった

Xamarin.Android を アーカイブ > 配信 > GooglePlay したときにエラーが出てストアに上げられない問題があったようです。
出来上がったビルドを手でアップしようとしたときにどうだったかは分かりませんが、Visual Studio を更新して問題が対策された状態にすればそんな疑問の無用です。

最新リリース 16.4 で Android のデバッグが機能しない "デバッグ対象からエラー コード INVALID_ARGUMENT が返された"

Xamarin.Android でデバッグができなくなったとのことです。
mono、Xamarin.Android をインストールしなおし、bin と obj を消してビルドしなおすと解消していたようです。しかし実際そんなことはしたくなかったので対策されたとのことで Visual Studio を更新して対策の恩恵にあずかりましょう。

今回のアップデート内容は(少なくとも私にとっては)アップデート必須でしょう。素早くアップデートします。

■ 更新方法

Visual Studio の更新はメニューの ツール > ツールと機能を取得 で開くインストーラーから行えます。