今更という感じですが、ARCore というのは意外と敷居が高くこれまで先送りにしてきました。
その理由が次のサイト。
高級 Android 電話を狙って買わないと難しかったのです。そこで Pixel 3a です。
簡単に言うとミッドレンジでお買い求めやすいリファレンス機です。みなさんもとりあえず買いましょう! ARCore も対応してます。
というわけで、ARCore を試していきます。
■ Xamarin.Android with ARCore
すこし古い記事ですが、見つかったのがこの記事だったので従って試してみます。
日本語に翻訳された記事がエクセルソフトさんの エクセルソフト ブログ にあります。
記事にはプレリリースの NuGet パッケージ である Xamarin.Google.ARCore をインストールせよとなっていますが、プレリリースではなくなっていました。
ブログに従って GitHub からサンプルを落としてきます。
そして実行すると...
■ ビルドエラー
不足しているファイルをダウンロードし、然るべき場所に置きます。
https://dl.google.com/dl/android/maven2/com/google/ar/core/1.0.0/core-1.0.0.aar
https://oss.sonatype.org/content/repositories/releases/de/javagl/obj/0.3.0/obj-0.3.0.jar
これらダウンロードするファイルのヒントは、GitHub のブロジェクトの一つ上のディレクトリにあるビルドスクリプトです。
この中にそれらしい記述があります。このビルドスクリプトですが、Cake という C# でビルド時のタスクを書けるものだそうです。
恥ずかしながら知りませんでした。しかし、これだよこれこういうのが欲しかったんだ、というものなので今後注目したいです。
■ 実行
改めて実行。Xamarin.Android で ARCore が動きました!
■ 普通に ARCore
ちなみに Google 製の普通のサンプルもあります。こちらは特に詰まる場所もなく普通に実行できます。
ただ、一部操作などできる部分が何ができるのかわからず、Google 検索して試した部分はあったりします。
ということで、Pixel 3a はなかなかいい開発機です。皆買いましょう。