IntelliCode には自分のコードを学習してオススメを挙げてくれる機能があります。
とても素晴らしい機能ですが、実際ところ前述の言葉だけでは「使ってみよう」とならない方も多いのではないでしょうか?
大丈夫です。自分で学習をさせなくても、GitHub の大量のリポジトリから学習した設定が最初からついてきます。自分で学習させる必要はありません。自分たちのコードに自信がない私のような低スキルプログラマでも、基本の学習モデルだけを使うという選択で安心してその恩恵にあずかれます。
■ 基本モデルたち
特に自分で学習させなくとも次の3つの基本モデルが使えます。
- C# 基本モデル
- C# 引数の候補
- XAML 基本モデル
それぞれ次のような感じです。
C# 基本モデル
基本的な IntelliCode です。
C# 引数の候補
メソッドに渡す引数をレコメンドしてくれます。これはなんかすごいですよね。
XAML 基本モデル
基本的な XAML の属性などをレコメンドしてくれます。
■ モデルの取捨選択
最初からいてくれるモデルですが全てが必要ではない、むしろどれかはあってほしくないという場合もあるかもしれません。
そんな時は、メニューの オプション > オプション > IntelliCode
で設定が可能です。
C# 基本モデル、C# 引数の候補、XAML 基本モデル を有効とするか否かを設定できます。
変更後は、Visual Studio の再起動が必要な気がします。気がしますというのは、Visual Studio 起動後に IntelliCode が動作しだすまで何十秒もかかることがあったり、すこしまだ動きが安定していない様子です。設定変更後も Visual Studio を何度か再起動してようやく変更が効いたりしました。
C# カスタム モデル
無効にすると、IntelliCode のモデルがすべて無効になるようです。IntelliCode Model Management 上からモデルがすべてなくなります。
また、メニューの 表示 > その他のウィンドウ > IntelliCode Model Management
なくなります。
C#基本モデル
無効にすると...何も起きませんでした。ただ、前述のように動作が不安定なだけで本当は、効果があるのかもしれません。
または、私が気がついていない認識していない機能が無効になっていたのかもしれません。
C# 引数の候補
メソッドに渡す引数をレコメンドしてくれなくなります。これは Off にする機会はあまりなさそうな気がします。
XAML 基本モデル
XAML の属性をレコメンドしてくれなくなります。これも特に Off にするほど邪魔ではないかなとは思いますが、 Style を完全に使いこなしているプロジェクトでは Off にすることもあるかもしれませんね。