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Visual Studio とか C# とかが好きです

Google Analytics 4 プロパティ (GA4) でサイト全体の Page View 合計を確認する

サイトの Page View、日々確認しづらくなっている気がします。
以前の Analytics でも機能としてはまだ残っているのですが、どんどん分かりにくく深い場所になっている気がします。これは世間の多くの方はサイト全体の Page View に関心はないということかもしれません。しかしブログ戦闘力を測る基準として Page View は重要な指針です。常にチェックし続けなければ生き残れない重要な指針です。

というわけで、今日は毎日ブログ全体の Page View チェックできるように設定して行ってみましょう。

■ Explore

Explore 上に置いて Explore 見られるように設定していきます。
メニューから

Explore


Explorations が表示されるので

+  
Blank  
Create a new exploration

■ METRICS

METRICS を選択します。METRICSの

Page / screen > Views > Import

■ VALUES

選択した METRICS の Views を

VALUES にドロップ


右ペインのタブに表示されました。

■ Explorations

ここまでの状態で Explorations に戻ると Untitled exploration というのが生まれています。今後これをクリックすることで Page View を見られます。

Untitled exploration

■ 対象期間

Page View を確認するには対象の期間が指定できなければ意味が少なくなってしまいます。
期間を指定して見てみましょう。左上の日付の書かれた部分をクリックします。

Custom


期間は日付で指定したいものです。Custom をクリックします。
そして期間の開始と終了をクリックして Apply。

Custom > 開始 | 終了 > Apply


対象の期間が変わって View の数が変わりました。

■ Line chart

別に Line chart でなくてもいいのですが、日毎の Page View の確認をするには今見つけた中では Line chart が見やすいと思っています。
左から二つ目のペインの Line chart をクリックします。テキストでなくアイコンになっていて非常に分かりづらいですが、画像を参考にして見つけてください。

Line chart で表示されました。

これで Page View を日々確認できそうです。

■ 難しいですね

難しいですね。

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rksoftware.hatenablog.com

Visual Studio の 17.1.6 がリリースされました

Visual Studio のアップデート 17.1.6 がリリースされました。

■ 更新内容

■ 機能の追加

機能追加は無いようです。

問題の解決

  • C++ コンパイラ (CL.exe) がクラッシュすることがある問題
  • mac と繋いで iPhoneシミュレーターでデバッグ仕様とすると、致命的なエラー " Could not load the file 'System.Memory' " となる問題
  • 17.0.8 で解消した vctip.exe (VCTIP(vctip.exe)は、「VC++テクノロジー改善プログラム」アップローダー、だそうえす) の問題の再発
  • C++ の問題? Address Sanitizer (ASAN) でビルドされたアプリケーションが Windows 11 で load できない (実行できない?) 問題
  • Address Sanitizer (ASAN) の別の問題。" wild pointer freed " の問題やデッドロックを起こす

セキュリティに関するアップデート

今回はセキュリティに関する問題の対策はないようです。

なるべく早くアップデート

今回は踏まない人は踏まない問題が対策されているようです。踏まない人は急ぐ必要はないかもしれませんが取り敢えずすぐにアップデートしましょう。

■ 更新方法

Visual Studio の更新はメニューの ツール > ツールと機能を取得 で開くインストーラーから行えます。

ユニバーサルアナリティクスは、2023年7月1日以降、標準プロパティの新しいデータを処理できなくなります。今すぐ準備するには、Google アナリティクス 4 プロパティを設定して切り替えます。

ユニバーサルアナリティクスは、2023年7月1日以降、標準プロパティの新しいデータを処理できなくなります。今すぐ準備するには、Google アナリティクス 4 プロパティを設定して切り替えます。
site: https://analytics.google.com/

何を言っているか良くわかりませんが、要するに以前のサービス(?)は終了するから新しいサービス(?)を使ってね、という事らしいです。

■ 何をすればいいの?

はてなブログを使っているので、やってみました。多分こうです。

Google Analytics で GA4 というのを追加します。
https://analytics.google.com/

GA4 を開いた所などに出る Measurement ID をコピーします。

はてなブログで詳細設定を開きます。

設定 > 詳細設定

下にスクロースして 解析ツールGoogle アナリティクス 4 埋め込み に先ほどコピーした文字列をペーストします。

一番下までスクロールして [ 変更する ] ボタンで設定を反映します。

多分これで、安心して 2023 年の 7 月を迎えられそうです。
さすが はてなブログさんです。簡単ですね。

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【オンライン】.NET 5 終了目前! C# Tokyo イベント で MAUI の環境構築についてお話をしてきました。

【オンライン】.NET 5 終了目前! C# Tokyo イベント で MAUI の環境構築についてお話をさせていただきました。

■ 概要

Hyper-V 上のインストールしたばかりの Windows 上に MAUI の環境を構築する手順と注意点をお話しさせていただきました。

MAUI の環境を整えるツールとして maui-check というのがあります。このツールを使って構築するとどんな手順になるのか、手順のすべてをお話ししました。また基本的に maui-check に身を委ねればすべてがうまくいくのですが、Hyper-V 上の VM 故の手順というのもあります。その点もお話しさせていただきました。

■ 発表スライド

発表スライドはこちらです。

■ ブログ記事

この内容について書いた記事はこちらです。

■ C# Tokyo

C# Tokyo コミュニティは C# および周辺/関連技術、C# を好きな人が関心を寄せている技術を扱う記述コミュニティです。
名前に Tokyo とついていますが、オンラインで活動していますので東京では参加するのが難しい方にも気軽にご参加いただけます。月一回程度を目安にイベントを開催していますので、ぜひご参加ください。

イベント情報はこちらのサイトをチェックしてください。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

VM 上の Windows 上に MAUI 環境を構築する (maui-check で)

今日は VM 上の Windows 上に maui-check で MAUI 環境を構築してみたいと思います。
VM 上の Windows については以前のこちらを。

■ .NET のダウンロード & インストール

MAUI の環境を構築するために maui-check をインストールする (※1) のですが、maui-check のインストールには .NET が必要です。
そこでまずは .NET をインストールしていきます。
※1: 必須ではありません。一般的には Visual Studio を適切なワークロードを選択してインストールすれば環境は整います。しかし maui-check のような環境の確認と整っていなければ整えてくれるツールでの環境構築は未来です。せっかく .NET の世界にも未来があるのですから、未来に生きましょう。未来に行くなら MAUI を待て。

次のサイトからインストーラーをダウンロードします。
https://dotnet.Microsoft.com/ja-jp/download


ダウンロードしたインストーラを実行してインストール。



インストール後の確認。

> dotnet --info

インストールできています。

簡単ですね。

■ maui-check のインストール

maui-check は dottnet tool なので dotnet コマンドでインストールします。

dotnet tool install -g redth.net.maui.check


インストールできました。簡単ですね。

■ maui-check の実行

dotnet tool はツールの名前をタイプ(+Enter キー押下)することで実行(※1)できます。
※1: コマンドラインで実行ということです。

maui-check

別 Window で maui-check が実行されます。
Java がインストールされていないことを検出してくれました。検出するだけでなくインストールもしてくれると言って来てくれます。お言葉に甘えて y を選択しましょう。

本来ならここで普通に成功するはずですが、今回は失敗しました。失敗した理由に timeout と出ています。
今回は実験としてダウンロード中にネット接続を切ってみました。そういったトラブルでも適切なエラーを教えてくれるのが maui-check の素敵なところです。なかなかできることではないですよ、これは。

もう一回。今度はネット環境を切断せずに。
Java のインストールに成功しました。
続けて Visual Studio がインストールされていないことも検出してくれています。しかし、インストールはしてくれません。Visual Studio は後で自分でインストールすることにします。
そして、Android SDK もインストールをお願いします。

インストールされていきます。


Anrdoid エミュレーター。お願いします!


エミュレーター、作成してくれませんでした。Visual Studio を使えと言われたので、後でやはり Visual Studio をインストールします。

y を選択してもエミュレーターを作成してくれませんでしたが、また y/n 聞かれます。y を押す限り無限に繰り返されそうです。n を選択して先へ進めます。

.NET SDK ワークロード、y。

一通り終わっても問題が検出されましたで終わってしまいます。本来であればここで、環境、完全に構築した! と言われたかったのですが現時点ではダメなようです。 気になる点としては直近で MAUI 自体のバージョンが上がっていますが maui-check はまだ上がっていなかった様子という点があります。この記事が読まれている今は行けるようになっているかもしれません。試してみてください。
とりあえず今だめでも今後行けるようになるでしょう。期待。

■ Visual Studio ダウンロード & インストール

Visual Studio をインストールします。実は Visual Studio のインストールは意外と難しいです。
普通に Visual Studio で検索すると Visual Studio の日本サイトばかりがヒットします。しかしここから 目的のエディションの Visual Studio をインストールすることが私にはいつもできないのです。

オススメはリリースノートのサイトです。ここからなら私はいつも簡単に目的のエディションの Visual Studio をインストールできています。
https://docs.microsoft.com/en-us/visualstudio/releases/2022/release-notes-preview

ちなみにインストールする Visual Studio は Preview 版です。残念ながら MAUI はまだ正式リリースになっていません。



ダウンロードしたインストーラーを実行。


ワークロードで、 .NET によるモバイル開発 を選択してインストール。



インストール完了。簡単ですね。

ここで実験のため maui-check を実行。

問題なしにはなってくれませんでした。

試しに書かれているコマンドを手動実行してみると。

ダメでした。ダメと言われた anroid-aot を外してみても。

ダメでした。
とりあえずインストールされているワークロードを確認してみます。

dotnet workload list

必要なものは(全部?)インストールされています。

■ Visual Studio を実行



ソシューションを作成。テンプレートを 「MAUI」 で検索して作成。

発行元 Xamarin。以前 Xamarin やってた時に何度も見ました。何度もインストールしたりなどしていたので何度も。
開発していれば発行元は異なっても良く見るやつですね。
アクセスを許可する します。

Visual Studio が開きます。

Visual Studio で出来上がったプロジェクトをビルドします。

ビルド成功。やったね!

良くある環境構築はここまでが大変なものですが、今回は maui-check のおかげで簡単でした。
今回は maui-check のおかげで簡単でした。
今回は maui-check のおかげで簡単でした。

■ Android エミュレーターで実行

ビルドに成功したのでデバッグ実行してみます。
きちんと開発をするなら実機デバッグが必要ですが、今回は開発環境構築ですし、その中で Android エミュレーターも作ってくれていますので。それにちょっとした確認で Android エミュレーターが使えると色々と捗りますからね。

ここまでで整えた状態で Visual Studio で実行をするだけで Android エミュレーターにアプリが配置されデバッグ実行という流れになるハズです。しかし実際にはここで足踏みです。

こんなメッセージが出て......


配置に失敗します。エミュレーターの Android も起動していません。

デバッグ実行だと配置に失敗したので、デバッグ実行でなく単独で Android エミュレーターを起動してみましょう。

メニュー > ツール > Android > Android Device Manager...


開いた Manager で、

Start


起動失敗! 無念です。

ここからメッセージにしたがって仮想マシン上の Hyper-V を有効にしていきます。

■ Hyper-V 上の Hyper-V を有効にする

Hyper-V はデフォルトで機能が有効になっていません。

まずはホストマシン上でコマンドを実行し、仮想マシンの仮想化機能を有効にします。
管理者として実行する点に注意してください。

続いてゲストマシンの Windows で Hyper-V 機能を追加します。
コマンドで実行してしまう方が多いと思いますが、GUI から開く場合には以前と少しメニューの位置が変わっている気がしますので注意してください。

スタートボタン 右クリック > 設定

「オプション機能の追加」 で検索。

Windows のその他の機能

「Hyper-V」ON して OK

適用が始まり......

VM を再起動。

■ もう一度 Android エミュレーターで起動

VM を再起動後、もう一回 Android エミュレーターの起動を試します。

このメッセージは継続して出ます。気にする必要はないので OK

起動成功。やったね!

■ もう一度 Android エミュレーターで実行

Android エミュレーターが起動したので、配置して実行します。

Visual Studio でデバッグ実行。

おめでとうございますありがとうございます! 実行できました。

[ おまけ ] Android エミュレーターが起動しなくなったら

今回試している最中に、Android エミュレーターを起動したり閉じたりしていると Android エミュレーターが起動しなくなることがありました。

そんな時はこれ。正しいのかは分かりませんがプロセスを終了したらまた起動するようになりました。

■ 簡単ですね

MAUI の開発環境構築。一部注意点がないわけではないですが、とてもシンプルで失敗しないようになっています。
これなら誰でも気軽に始められますね。素晴らしい。

Hyper-V 上の Windows 上で Android エミュレーターが動かない

Hyper-V 上の Windows 仮想マシン上で Android エミュレーターが動かないことがありました。
というか、デフォルト状態だと動かないと思います。

■ 対策

Hyper-V 上で Hyper-V が使えるように設定します。

Android エミュレーターは Hyper-V で動作します。デフォルトでは Hyper-V が有効になっていないため有効化します。

■ 動かないときの様子

Visual Studio から Android アプリをデバッグ実行しようとした場合、

Android_Emurator アクセラレータなしで実行されます


とにかく開始します。とにかく遅いです。とにかく 30 分ほど待っても起動せず。とにかく私は起動まで待てませんでした。とにかくハイスペックマシンで、とにかく長く待てば、とにかく開始はできるかもしれませんが、とにかく現実的ではないです。

配置エラーが発生しました。続行しますか?


エミュレータ上で Android が起動しないので Visual Studio からのアプリの配置も失敗します。続行できません。

Android Device Manager > Start

デバッグ実行でなく、エミュレータを起動してみます。

Turn on "Hyper-V" feature to switch the Native Hypervisor and accelerate your emulator.

動きませんでした。

■ 対策

Hyper-V 上で Hyper-V が使えるように設定します。

Android エミュレーターは Hyper-V で動作します。デフォルトでは Hyper-V が有効になっていないため有効化します。

■ 簡単ですね

簡単ですね。

Hyper-V 上の仮想マシン Windows で Hyper-V を使う

Hyper-V 便利ですよね。便利すぎて Hyper-V 上で Hyper-V を使いたいことも多いと思います。そのための設定です。

■ ホストマシンで Hyper-V 上の Hyper-V を有効にする

Hyper-V 上で Hyper-V を有効にするには、まずホストマシンの設定を変更します。
ここ、意外なところですが避けずに設定しましょう。

Set-VMProcessor -VMName <VMName> -ExposeVirtualizationExtensions $true
Get-VMNetworkAdapter -VMName <VMName> | Set-VMNetworkAdapter -MacAddressSpoofing On

詳細 & 情報源

■ ゲストマシンで Hyper-V の機能を追加する

Windows はデフォルト Hyper-V の機能が入っていないので追加をする必要があります。
これまでとはメニューからの操作でたどり着く経路が違うので覚えておきましょう。( ※直接実行する方の方が多いかもしれませんが...... )

[ メニューボタンを右クリック ] して [ 設定 ]

[ オプション機能の追加 ] で検索し [ Windows のその他の機能 ]

起動したダイアログで [ Hyper-V ] を [ ON ]

機能の追加が行われ

再起動

■ 意外と難しいですね

意外と難しいですね。