みんな大好き ClickOnce が .NET 5 で使えるようになると聞いて早速確認してみました。
※ Visual Studio 2019 のプレビュー版です。
※ .NET Core 3.1 で使えました。
■ 確認環境
Visual Studio 2019 のプレビュー版をインストールしました。.NET 5 は追加でインストールしていません。
- Visual Studio は 16.8.0 Preview 6.0 がインストールされました
- .NET は 5.0.100-rc.2.20479.15 がインストールされました
■ インストーラを作る
インストーラを作る方法ですが、これまでの .NET Framework 版と UI が変わっていました。
これまで
これまでは、プロジェクトのプロパティの 公開 タブで作成していました。こんな感じ
これから
これからは、プロジェクトの 発行 からになります。
その先が少しわかりにくいのですが(わかりにくいのは慣れていない今だけです。慣れれば納得)
ターゲット として フォルダー を選びます。
すると 特定のターゲット と出てくるので、ClickOnce を選びます。もう一方(選ばない方)は フォルダー で、なるほど? という感じはありますね。左のウィザードで今いる場所を現した領域にもりっと先が追加されています。道のりが長い...?
発行場所。このあたりは使い慣れたこれまでの ClickOnce にもある設定ですね。
インストール場所。何気に知ってる設定ですね。
設定 これも見覚えがある。上部の アプリケーション ファイル、必須コンポーネント、オプション も見覚えがありますね。
マニュフェストの署名 これも。
構成 これは ClickOnce としては見覚えがないですが、 .NET Core ではいつものですね。よゆーよゆー。
で、完了 ボタン。
そして、発行。
簡単ですね。
発行したフォルダーには割と多くのファイルが生み出されますが、インストールに全部は必要ない様子。
※設定を変えていないので pdb ファイルも生まれています。
これだけで行けるようですね。昔と一緒。
■ これまで
比較用にいままでの ClickOnce も置いておきますね。
UI は変わっていますが、設定内容も以前と変わっていない様子。
簡単ですね。