rksoftware

Visual Studio とか C# とかが好きです

みんな大好き ClickOnce が帰ってきた!

みんな大好き ClickOnce が .NET 5 で使えるようになると聞いて早速確認してみました。

※ Visual Studio 2019 のプレビュー版です。
※ .NET Core 3.1 で使えました。

■ 確認環境

Visual Studio 2019 のプレビュー版をインストールしました。.NET 5 は追加でインストールしていません。

  • Visual Studio は 16.8.0 Preview 6.0 がインストールされました
  • .NET は 5.0.100-rc.2.20479.15 がインストールされました

■ インストーラを作る

インストーラを作る方法ですが、これまでの .NET Framework 版と UI が変わっていました。

これまで

これまでは、プロジェクトのプロパティの 公開 タブで作成していました。こんな感じ f:id:rksoftware:20201107214009j:plain

これから

これからは、プロジェクトの 発行 からになります。
f:id:rksoftware:20201107214030j:plain

その先が少しわかりにくいのですが(わかりにくいのは慣れていない今だけです。慣れれば納得)
ターゲット として フォルダー を選びます。
f:id:rksoftware:20201107214045j:plain

すると 特定のターゲット と出てくるので、ClickOnce を選びます。もう一方(選ばない方)は フォルダー で、なるほど? という感じはありますね。左のウィザードで今いる場所を現した領域にもりっと先が追加されています。道のりが長い...?
f:id:rksoftware:20201107214056j:plain

発行場所。このあたりは使い慣れたこれまでの ClickOnce にもある設定ですね。
f:id:rksoftware:20201107214109j:plain

インストール場所。何気に知ってる設定ですね。
f:id:rksoftware:20201107214125j:plain

設定 これも見覚えがある。上部の アプリケーション ファイル必須コンポーネントオプション も見覚えがありますね。
f:id:rksoftware:20201107214137j:plain

マニュフェストの署名 これも。
f:id:rksoftware:20201107214150j:plain

構成 これは ClickOnce としては見覚えがないですが、 .NET Core ではいつものですね。よゆーよゆー。
f:id:rksoftware:20201107214211j:plain

で、完了 ボタン。

f:id:rksoftware:20201107214232j:plain

そして、発行
簡単ですね。

発行したフォルダーには割と多くのファイルが生み出されますが、インストールに全部は必要ない様子。
※設定を変えていないので pdb ファイルも生まれています。
f:id:rksoftware:20201107214641j:plain

f:id:rksoftware:20201107214653j:plain

これだけで行けるようですね。昔と一緒。

■ これまで

比較用にいままでの ClickOnce も置いておきますね。
f:id:rksoftware:20201107214737j:plainf:id:rksoftware:20201107214800j:plainf:id:rksoftware:20201107214814j:plainf:id:rksoftware:20201107214827j:plainf:id:rksoftware:20201107214844j:plain

UI は変わっていますが、設定内容も以前と変わっていない様子。

簡単ですね。