.NET で SQLite を使ってみます。
とりあえずデータの Select コードはこちら
データベースファイルを作成する。
今回はいわゆるコンソールアプリで作っています。ローカルマシン上で動くアプリです。となればデータベースファイルをどこに作るのか? といった戦略的な判断が必ず必要になってきます。
今回は、どうやったらどこに作れるのかを見てみます。
とりあえず作ってみる
using Microsoft.Data.Sqlite; using (var connection = new SqliteConnection("Data Source=database.db")) { connection.Open(); }
これで、exe ファイルと同じディレクトリに database.db ファイルが生まれます。
カレントディレクトリ
exe ファイルの隣に生まれるのは何故でしょう?
カレントディレクトリを変更してみます。
using Microsoft.Data.Sqlite; using System; using System.Data; // 現在のカレントディレクトリの下に a というディレクトリを作る var path = new System.IO.DirectoryInfo(System.IO.Path.Combine(Environment.CurrentDirectory, "a")); if (!path.Exists) path.Create(); // カレントディレクトリを変更 Environment.CurrentDirectory = path.FullName; // Data Source に a/ を追加 using (var connection = new SqliteConnection("Data Source=a/database.db")) { connection.Open(); }
実行してみると、計画通り!
a というディレクトリの中にファイルが作られます。
ディレクトリを戻ってみる
using Microsoft.Data.Sqlite; // ディレクトリを一つ戻ってみる using (var connection = new SqliteConnection("Data Source=../database.db")) { connection.Open(); }
実行してみると、計画通り!
exe ファイルの一つ上のディレクトリの中にファイルが作られます。
結論
SQLite 完全に理解しました。
今回の SQLite 記事に関連する記事のまとめ
データベース作って、テーブル作って、テーブル定義を読んで、データを Insert して、データを Select する記事です。