Xamarin クロスプラットフォームのモバイル開発として少なくとも私の期待には応えてくれる素晴らしいプロダクトです。
しかし、デバッグ用の Android のエミュレーターは環境構築の中でも特にハマりやすいポイントです。
そんなエミュレーターを管理するツールが変更されるということで、
まずインストールまで確認してみました。
■ 以前
これまでは、Android エミュレーターは Google エミュレーター マネージャー で管理していました。
Visual Studio では(インストールされていれば) ツール > Android > Android Emulator Manager
から起動できました。
この画面ですね。
このツールが現行の Android のバージョンでは廃止され CUI ツールになるので、Xamarin 用に GUI のツールを作ってくれたとのことです。
■ SDK ツールのアップデート
古い Android SDK ツールでは(古いバージョンの Android でエミュレーターを作成する場合は)、これまでの エミュレーター マネージャー が使えるということなので、まずはアップデートします。
Visual Studio で ツール > Android > Android SDK Manager
で SDK マネージャーが開きます。
ここで ツール
タブの Android SDK Tools
でバージョン 26.1.1 を選択し、右下の [ 変更の適用 ]
。
これでアップデートされます。
■ エミュレーター マネージャーの起動
ここまでで Android SDK ツール はアップデートされましたが、実はまだ Xamarin Android Device Manager はインストールされていません。
インストールするには、
- インストールされていなくても構わず
ツール > Android > Android Emulator Manager
を選択
してください。
次のメッセージが表示されますので、[ Install AVD Manager ]
を選択します。
Web ブラウザが起動し、インストーラーがダウンロードされます。
※ダウンロードされたインストーラー
■ インストーラーの実行
実行すると普通のインストーラーです。普通にボタンをポチポチしていけばインストールされます。
■ Android Emulator Manager の起動
ツール > Android > Android Emulator Manager
で新しい Android Emulator Manager が起動します。
今回は、ここまで。エミュレーターはディスク容量を食うので慎重にいかなければなりません。
エミュレーターの作成はまた後日記事にしたいと思います。